[サラマンカ] サラマンカ大学日西文化センター『第23回 日本文化週間』

 
今年で23回目となる、サラマンカ大学日西文化センター (Centro Cultural Hispano-Japonés) 主催『日本文化週間』が、3月11日(月)から15日(金)まで、5日間に渡って開催される。
　
1999年にサラマンカ大学に設立された日西文化センターは、日本語教育や日本文化の紹介事業のほか、歴史や政治、外交、社会にいたるまで質の高い交流活動を行い、スペインと日本の関係を維持強化してきた功績がある。サラマンカではすっかり定着した日本文化を紹介するイベント「日本文化週間」は、その活動を通じて市民が日本に触れる機会を提供している。
　
今年の日本文化週間では開催期間中の午後、全12のイベントが企画されている。初日の3月11日の開幕式では、2020年パンデミックで延期となった日本サルスエラ協会による音楽劇「かぐや姫」が4年越しに上演。さらに同協会は翌12日に日本歌曲のコンサートも行う。13日にはお茶席のデモンストレーションが開催されるが、こちらは大人気イベントのため早めの来場をお勧めしたい。そして最終日の15日にはサラマンカ大学友の会の協力により、神奈川大学講師による作家・泉鏡花についての講演が開催される。
　
子供向けのイベントも用意されており、13日に「三枚のお札」の読み聞かせ、15日に南山大学の学生による「伝統的な遊びワークショップ」が開催される予定。こちらの2つのイベントは日西文化センター事務局にて事前申し込みが必要となる。
　
そして3月11日の開幕日から4月30日まで、サラゴサからファンタジーアート界において世界的に有名なロムロ・ロヨ氏、ルイス・ロヨ氏による展示会「KOMOREBI ETERNO」が、文化センター内の美智子さまホールにて月〜金曜日11:00〜13:30/17:20〜20:30、無料開催される。11日の開幕式の後にはアーティストと共に展示会を訪問する機会が設けられている他、12日には同アーティストとキュレーターであるハイメ・ロメロ氏のお三方に、日本芸術・日本文化のファンタージーアートにおける影響や、作品の裏にあるストーリーなどについて語っていただく。

 
YouTube：Universidad de Salamanca / XXIII Semana Cultural del Japón

 

 
第23回日本文化週間イベントプログラム
　
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情報元：サラマンカ大学日西文化センター