『第14回日本国際漫画賞』にてスペイン人作家2名が受賞

外務省による『日本国際漫画賞』の第14回目の受賞作品が2020年12月16日に発表され、世界61の国と地域から383の作品が寄せられた中から合計15名の受賞者が発表され、スペイン人作家2名の作品がみごと賞を受賞した。
　
最優秀賞 (金賞) 1名は台湾のイリ・ジャクメイ氏による「Funeral director」。優秀賞 (銀賞) 3名の中の1名にバルセロナの作家オリオール・エルナンデス氏と原作者ジドルー氏 (ベルギー) による作品「THE MUSE (ミューズ)」、そして入賞 (銅賞) 11名の中の1名にバルセロナを拠点として活動するセビージャ出身のヒミ・マシアス氏による作品「INTRANSEXTELLAR (イントランセクステラー)」が選ばれている。
授賞式は、2021年2月頃に初めてオンラインにて開催される予定。
　
『日本国際漫画賞』は、従来よりの日本の伝統文化や芸術に加え、近年世界的に人気の高いアニメ・マンガ等のポップカルチャーも文化外交の主要なツールであるとし、「海外への漫画文化の普及と漫画を通じた国際文化交流に貢献した漫画作家を顕彰する」目的で外務省により2007年から毎年開催されている。