【終了】エステル・ピサーロの日本庭園。真空のトポグラフィ
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メネネ・グラス・バラゲールの監修により、バルセロナのカサ・アジアはエステル・ピサーロ作の「日本庭園」を展示中
このプロジェクトは伝統的な日本庭園の表現と、それらを現代に表した安藤忠雄、イサム・ノグチ、伊東豊雄、隈研吾、坂茂等の建築家のインスピレーションを伝えている。
バルセロナのカサ・アジアにあるモデルニスタ・デ・サン・パウ区域内のプリシマ・パビリオンにある500平米の空間を利用して、日本の8つの地方と47都道府県を表現する地勢図が展示されている。各地方はあたかも島を表現し(真空のトポグラフィ)、象徴的に植物が植えられ、近代の日本の社会と都市性の変化を表している。
8つの構造物はそれぞれ繋がりを持っており、訪問者はまるで生物の体内を伝うように、塩の海の上を移動する事が出来る。展示場に流れる波、風の音や鳥の鳴き声は、日本庭園が伝統的に探し求めた落ち着きを与えてくれる。
これはカサ・アジアとマタデロ・マドリードによるプロジェクトで、日本スペイン交流400周年事業の一つです。
エステル・ピサーロ
1967年マドリード生まれ。
マドリード・コンプルテンセ大学で博士課程を修了。マドリード・エウロペア大学教授。
都市と、人間が都市空間にてどのように動き、感じ、自身を識別するかを研究している。ニューヨークのポロック・クラスナー基金、ローマのスペインアカデミー、パリのコレヒオ・デ・エスパーニャ、米国のフルブライト・コミッションの奨学生。スペイン国外で個展、共同展を開催。近年上海エキスポ、サラゴサエキスポ、中国杭州市のウエスト・レイク公園等での展示に参加。
エステル・ピサーロの日本庭園 真空のトポグラフィ
開催期間:2014年11月2日まで
開場時間:月~金曜日 10:00-18:30, 日曜日 10:00-14:30
場所:Casa Asia, Pabellón La Purisima, Recito Modernista de Sant Pau
(c/ Sant Antoni Maria Claret, 167. Barcelona)
入場料:8 ユーロ (Recinto Modernista del Hospital de Sant Pau 訪問を含む)
公式サイト:CASA ASIA
主催者:Casa Asia 及びMatadero Madrid
協力:Recinto Modernista de Sant Pau, Led-Stock, Melià Hotels International, Ambienta y Sales del Centro