Milky Way出版社、注目マンガ3作品の版権を新規取得
スペインの出版社Milky Wayが、日本でも注目のマンガ作品3作の版権を取得した。
四月は君の嘘
新川直司氏による新作。
新川氏は講談社漫画賞をはじめとする数々の賞を獲得し、大衆や批評家のみならず漫画家の間でもファンが多い。「はじめの一歩」の作者である森川ジョージ氏も、当作品を「漫画が持つ、音声を再現できないという弱みを克服した」と絶賛している。
あらすじ
主人公の有馬公生は11歳にして天才的なピアニストで、数々のコンクールでの受賞を重ねてきた。しかし長い間病を患っていた母の死に精神的ショックを受け、彼自身の弾くピアノの音を聴くことができなくなり、ついにはピアノを弾くことさえできなくなってしまった。
数年後、公生は彼と正反対の音楽性を持つ宮園かをりに出会う。かをりとの交流を通じて公生は大きな変化を遂げ、新たな人生の意味を見出していく。
四月は君の嘘 出版情報
巻数:全11巻(完結)
フォーマット:ジャケット付きペーパーバック
ジャンル:人生、ドラマ、恋愛
ページ数:1巻につき200〜224
カラー:モノクロ
サイズ:11.5 x 17 cm
価格:8.00 €
発売:2015年3月以降順次
Green Blood
作者の柿崎正澄氏は現在日本を代表する漫画家の一人。その力強い画力とドラマチックなストーリーにより、国内外で人気を博している。
あらすじ
Green Bloodの舞台は19世紀末、南北戦争後のアメリカ・マンハッタン。中でもファイブポインツ地区は貧困や犯罪、売春で溢れる世界最悪のスラム街。
アメリカンドリームを夢見てやって来た移民たちも、戦後のマフィアや腐敗した警察の、残酷な現実を目の当たりにしていた。
主人公のルーク・バーンズは波止場で働き、まっとうに生きようともがいていた。しかしルークは、「グリム・リーパー(死神)」と呼ばれる、街で最も屈強で悪名高い暗殺者が彼の兄であるということに気付いていなかった。
唯一の家族である弟を養うためギャングの暗殺者となった兄、そしてギャングに増悪を抱く弟が、明日すら見えない世界を生き抜く。
Green Blood 出版情報
巻数:全5巻(完結)
フォーマット:ジャケット付きペーパーバック
ジャンル:アクション・ドラマ
ページ数:1巻につき200〜240
カラー:モノクロ(カラーページあり)
価格:8.50 €
発売:2015年5、6月
言の葉の庭
新海誠氏による人気の映画を、漫画化した作品。
脚本は新海氏、絵は本橋翠氏がそれぞれ担当し、原作映画の良さをそのまま受け継いでいる。
あらすじ
主人公のタカオは靴屋の見習い。梅雨の雨の日にいつものように公園で絵を描いている時に、謎めいた女性に出会う。時が経ち何度も会ううちに二人の関係は深まり、やがてお互いの感情を抑えきれなくなっていることに気づく。
言の葉の庭 出版情報
巻数:全1巻
フォーマット:ジャケット付きペーパーバック
ジャンル:ドラマ、人生
ページ数:200 ページ
カラー:モノクロ(カラーのページも有り)
価格:8.00 €
発売:2015年5、6月