[日本] ペネロペ・クルス&ハビエル・バルデム夫婦主演『誰もがそれを知っている』日本公開中
スペインを舞台に誘拐事件をきっかけにあらわになる家族の “秘密”と “嘘” をめぐる新たな極上サスペンス
オール・スペインロケが行われたスペイン・フランス・イタリア合作のサイコスリラー映画『誰もがそれを知っている (原題 Todos lo saben』) が日本全国にて順次公開されている。
今や世界中で最も注目を集めるフィルムメーカーのひとりであるアスガー・ファルハディ監督が、15年前スペイン旅行で目にした行方不明の子供の写真をきっかけに、長年構想を練り続けてきた野心作。
出演はスペインを代表する女優ペネロペ・クルスと夫のハビエル・バルデムによる夫婦共演作。撮影監督は「エル・スール」「ボルベール 帰郷」のホセ・ルイス・アルカイネが務め、スペインの田舎町を舞台に全編スペイン語で撮り上げた。
綿密な脚本と緊張感あふれる語り口で、人間社会の裏に潜む普遍的なテーマを鋭く描き出す監督は、この待望の最新作で家族の秘密と嘘をめぐる新たな極上サスペンスを作り上げた。
Youtube:映画配給会社ロングライド / 『誰もがそれを知っている』6/1(土)公開/日本版予告
監督・脚本:アスガー・ファルハディ / 133分 / 2018年 / スペイン・フランス・イタリア合作
第71回 カンヌ国際映画祭 オープニング作品
第43回 トロント国際映画祭 正式出品作品
あらすじ
アルゼンチンに暮らすラウラ (ペネロペ・クルス) が、妹の結婚式のため故郷スペインに帰省しワイン業を営む幼なじみのパコ (ハビエル・バルデム) や家族との再会を果たす。しかしその喜びもつかの間、結婚式の後に催されたパーティーのさなか、ラウラの娘イレーネが失踪。まもなく何者かから巨額の身代金を要求するメッセージが届き、ラウラは絶望のどん底に突き落とされる。パコは時間稼ぎに奔走し、ラウラの夫 (リカルド・ダリン) もアルゼンチンから駆けつけるが、疑心暗鬼に陥った家族の内に中年隠されていた秘密があらわになっていく…。