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4月21日、スペイン日本商工会議所 (以下、スペイン日商) とShacho-Kaiは、相互の協力関係をより強固にするための覚書 (MOU) を締結した。この覚書締結の目的は、スペインにおける日本企業の活動を強化し、両団体の会員間、およびスペインと日本の行政との関係を促進し、両団体の長期的な協力関係を確立するための連携を深めること。
 
この覚書の締結により、両団体はスペインにおいて日本経済を代表する2団体となり、政府・公的機関に対する日本経済界の提案と発言力を強化し、スペインにおける日本企業の経済活動を促進するために、今後更に協力関係を深めることを目指す。
 
マドリードで開催された覚書締結セレモニーには、両団体の理事会メンバーと、在スペイン日本国大使館経済班一等書記官が出席し、記念の夕食会が催された。
 
Shacho-Kai会長、ホセ・A・カベーリョ氏のコメント:「スペイン日商との覚書締結は、両団体がこれまで培ってきた協力関係を正式なものにするものであり、大変光栄に思います。このMOUにより、Shacho-Kaiとスペイン日商はその連携を強化し、120社以上の日系企業を会員として抱える、スペインにおける日系経済界の公式な代表となります。」
 
スペイン日商、千原大輔会頭のコメント:「スペイン日商は、Shacho-KaiとMOUを締結することができ、大変光栄に思っています。 このMOUを通じて、Shacho-Kaiとより緊密にコミュニケーションを図ることにより、両団体の共同取組の深化、具体的には、両者のみならず、各団体の会員の為の相互メリット、シナジーを追求していきたいと思います。」
 
これまでにも密接に連携して活動している両団体だが、今回の合意により、スペイン人および日本人が代表を務める約120社の在スペイン日系企業を包括する共同路線を展開することが容易になり、この2団体の連合は、スペインにて公式に日本企業を代表する機関としての位置付を確かなものとする。