[日本] スペイン最高賞ゴヤ賞ほか26冠!『スクールガールズ』日本公開
90年代、少女たちは思春期への扉を開ける──
1990年代のスペインを舞台に、修道院に通う少女セリアが友人たちとの新たな経験を通して思春期への扉を開け、家族や自分自身を知っていく姿を描いた青春映画『スクールガールズ』が日本公開中。
これが長編デビュー作となるピラール・パロメロが自身の経験を投影しながら監督・脚本を手がけ、2021年ゴヤ賞の作品賞・脚本賞をはじめ各国にて数々の映画賞を受賞し27冠に輝くなど、2020年のスペイン映画を代表する作品となった。
時は1992年、バルセロナオリンピックに湧くスペイン。母親と2人で暮らしながら地方都市サラゴサの修道院附属学校に通うセリアは、バルセロナからやって来た大人びた転校生ブリサの影響で新しい音楽や遊びを知り、ディスコに繰り出し、友人の姉たちともつるみ、少しずつ経験を重ねて世界を広げていく。そんなある日、仲間たちとのゲーム中にブリサに掛けられたある言葉をきっかけに、セリアは母親が決して話そうとしない真実と向き合うことになる。
Youtube:finefilmsmovie / 9/17(金)公開『スクールガールズ』予告編
監督:ピラール・パロメロ / 2020年 / 105分 / 原題:Las ninas
2021年ゴヤ賞 4部門 (作品賞 / 撮影賞 / 新人監督賞 / 脚本賞) 受賞
2021年ガウディ賞 4部門 (監督賞 / 非カタルーニャ語作品賞 / 音響賞 / 撮影賞) 受賞
2021年フェロス賞 3部門 (脚本賞 / 監督賞 / 最優秀ドラマ作品賞) 受賞
2021年スペイン映画批評家協会賞 3部門 (新人監督賞 / 脚本賞 / 新人女優賞) 受賞
2021年ベルリン国際映画祭 長編新人監督賞ノミネート / クリスタルベア賞ノミネート
2021年フォルケ賞 作品賞受賞
2021年フォトグラマス・プタラ 最優秀スペイン映画賞受賞
2021年ディアス・デ・シネアワード 最優秀スペイン映画賞受賞
2021年アンダルシア映画脚本家協会 2部門 (助演女優賞 / スペイン映画賞) 受賞
2020年アルメリア国際ショートフィルムフェスティバル 3部門 (脚本賞 / 監督賞 / 新人長編賞) 受賞
2020年マラガ映画祭 3部門 (作品賞 / 撮影賞 / 最優秀スペイン映画賞) 受賞
2020年サン・セバスティアン国際映画祭 Dunia Ayaso賞受賞
2020年トリノ映画祭 作品賞ノミネート
2020年ブリュッセル国際映画祭 監督週間ノミネート
情報元:スクールガールズ公式サイト