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9日間に渡って開催されたスペイン最大の国際映画祭「第66回サン・セバスティアン国際映画祭」にて、奥山大史監督作品『僕はイエス様が嫌い』が、新人監督賞 (Premio Kutxabank-New Directors)を受賞した。日本人監督の同賞受賞は、1998年に高橋陽一郎監督以来、実に20年ぶりとなる。
 
同映画祭史上、最年少の受賞者となった22歳の奥山大史監督は、受賞後のインタビューにて「サン・セバスティアン映画祭で映画を上映してもらった後の拍手と歓声を、僕は一生忘れることはありません。本当にありがとうございました。」とその喜びを語った。
 
日本では2019年に公開される同映画は、奥山監督が大学卒業制作として、自らの体験をもとに制作。
東京から雪深い地方のミッション系の学校に転校することとなった小学生ユラが、ある日、彼にしか見えない小さなイエス様の力を信じるようになっていくなかで、友情や戸惑いなどを感じながら成長していく、奥山監督初の長編作品となる。

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情報元:第66回サン・セバスティアン国際映画祭 公式サイト