[日本] スペインの巨匠カルロス・サウラを追ったドキュメンタリー映画「サウラ家の人々」日本公開
今年88歳になるスペインが世界に誇る巨匠カルロス・サウラ監督。4人の女性との間にもうけた7人の子供たちとの交流を撮った、フェリックス・ビスカレット監督によるドキュメンタリー映画『サウラ家の人々 / Saura(s)』。
新宿K’s Cinemaにて2020年11月21日〜12月4日の期間限定ロードショー、さらに全国 (神奈川、愛知、京都、大阪) にて順次公開予定。
カンヌ、ベルリン、ヴェネツィアの世界三大映画祭での受賞作や候補作多数と、自在に創造に励んだ巨匠は、私生活においても自由奔放だった。最も知られている相手は世界的名優チャップリンの娘、ジェラルディン・チャップリンとの間には息子も授かっている。
サウラは過去について話すことを好まない。しかし、ビスカレットは何とかその部分を聞き出そうと試みる。大好きな絵を描き、写真を撮り、華やかな恋愛遍歴も含めて、子供たちと驚くほど率直に語り合う中で、今までは知られていなかった彼の様々な表情が明らかになっていく。
さらに、同時上映されるサウラ監督による4作品「ブニュエル ~ソロモン王の秘宝~」「カラスの飼育」「J:ビヨンド・フラメンコ」「フラメンコ・フラメンコ」も見逃せない。
Youtube:kinopandora / 映画『サウラ家の人々』予告編
ゴヤ賞 (スペイン・アカデミー賞) 最優秀ドキュメンタリー映画賞候補
サン・セバスティアン国際映画祭 正式出品
監督:フェリックス・ビスカレット / 2017年 / 85分 / 日本語字幕付き / 配給:パンドラ
カルロス・サウラ / Carlos Saura
1932年スペイン北東部アラゴン州生まれ
スペインが世界に誇る映画監督。『狩り』(1966年) と『ペパーミント・フラッペ』(1968年) でベルリン国際映画祭最優秀監督賞受賞を皮切りに、『従妹アンヘリカ』(1974年) でカンヌ国際映画祭審査員賞、『カラスの飼育』(1976年) でカンヌ国際映画祭審査員特別グランプリ、『ママは百歳』(1979年) はアカデミー賞外国語映画賞にノミネート、『急げ、急げ』(1981年) はベルリン国際映画祭金熊賞、と受賞歴多数。1992年バルセロナオリンピックの公式映像のディレクターに。2004年、ヨーロッパ映画賞生涯貢献賞受賞。
日本公開日:
[東京都] K’s Cinema:2020年11月21日(土)~12月4日(金)
問い合わせ多数のため急遽追加上映決定
12/5(土)、12/9(水)~12/11(金):『サウラ家の人々』
12/6(日)~12/8(火):『J:ビヨンド・フラメンコ』
※連日18:30~
[神奈川県] 横浜シネマリン
[愛知] 名演小劇場:2020年11月28日(土)〜12月11日(金)
[京都] 京都みなみ会館
[大阪] 第七藝術劇場:2020年12月19日(土)~
映画「サウラ家の人々」
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後援:駐日スペイン大使館、インスティトゥト・セルバンテス東京
情報元:「サウラ家の人々」公式サイト