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2016年11月4日、スペイン芸術家協会AEPE (Asociación Española de Pintores y Escultores) 主催の絵画コンクール、第83回 Salón de Otoño において、マドリード在住の日本人画家・宮原むつ美氏がTRITOMA賞を受賞した。
AEPEは106年の歴史を持つ権威ある協会であり、今年はTRITOMA賞設立30周年を記念して、宮原氏には特別賞として個展開催と作品カタログ出版の栄誉が与えられる。
 
宮原むつ美氏は1994年文化庁在外研修派研員として来西以来、マドリードにて活躍を続ける画家である。日西両国での数々のコンクールに入選・受賞を重ね、現在はマドリードの学校にて美術専任教師としても力を注いでいる。
 
受賞にあたっての宮原氏のコメント:
3年間に亘る日西両国給付奨学生としての期間終了後もスペイン滞在を決意したきっかけは、帰国寸前の15年前、何気なくコンクールに初出品した作品が入選し、それがCasa de Velázquezに展示され、テレビでも紹介されたことでした。
スペインにおいては、その後何度もコンクールに入選しましたが、今回は大きな賞を頂き、個展開催とカタログ出版の栄誉を与えられたことは望外の喜びです。これを機に、益々精進して参ります。

 

TRITOMA賞受賞作品

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