『ロエベ クラフト プライズ 2019』ファイナリストに日本人10名が選出
170年以上の歴史を誇る皮革製品で有名なスペインの老舗ブランド「LOEWE (ロエベ)」。舞踏や写真、アート、クラフトなどの伝統保護のために1988年に設立されたロエベ財団と、ロエベのクリエイティブ・ディレクターであるジョナサン・アンダーソンが主催するインターナショナル・アワード「LOEWE CRAFT PRIZE (ロエベ クラフト プライズ)」は、未来の新たな基準を打ち立てるような創造性と芸術性、そして革新性の高い唯一の存在である才能の発掘を目的として2016年に設立された。
第3回目の開催となる「ロエベ クラフト プライズ2019」では、9名の専門家審査委員がマドリードにて2日間に渡ってファイナリストを選出。
100ヶ国以上のアルチザンたちによる2,500件以上の応募作品より、技術的・革新性・芸術館において優れた作品がファイナリストに選出され、選ばれた29名のなかには日本人が過去最多の10名、石塚源太、井尾鉱一、西川雅典、中田真裕、藤掛幸智、道川省三、橋本知成、平井明子 (イギリス在住)、森順子 (イギリス在住)、高樋一人 (イギリス在住) が選出されている。
29名のファイナリストの中から大賞受賞者が発表されるのは日本にて。
ファイナリストの作品を一堂に展示する「ロエベ クラフト プライズ 2019」が6月26日から7月22日まで、東京赤坂の草月会館にあるイサム・ノグチ作の屋内石庭「天国」で開催される。
賞金5万ユーロが授与される大賞受賞者は、11名の審査委員によって同展のオープニングにて発表されることとなる。
ファイナリスト作品展示会「ロエベ クラフト プライズ 2019」
開催期間：2019年6月26日〜7月22日
会場：草月会館 屋内石庭「天国」
住所：〒107-8505 東京都港区赤坂7−2−21
ロエベ・クラフト・プライズ 日本語公式サイト
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