後藤三知選手、スペイン女子サッカー1部リーグ『レアル・ソシエダ』へ入団
日本女子サッカーの強豪、浦和レッドダイヤモンズ・レディースを2017年1月に退団した後藤三知選手が、スペイン女子サッカー1部リーグ所属のレアル・ソシエダへ加入したことが、同クラブ公式サイトにて発表された。
現在26歳の後藤選手のポジションはフォワード。なでしこジャパンの一員として、国際Aマッチ通算7試合への出場経験を持つ後藤選手が選んだ初海外への挑戦となる地は、スペインとなった。
後藤選手は、昨シーズンの終わりとなる今年4月、スペイン2部のチームCD Mariñoにて試合に出場し、2アシストを決めている。
今回、契約に至ったレアル・ソシエダ・デ・フットボル (Real Sociedad de Fútbol) は、スペインのバスク州ギプスコア県サン・セバスティアンに本拠地を置き、男女共にスペインサッカー1部リーグに所属している。
チームの愛称は「レアル (Real) / ラ・レアル (La Real)」、またはバスク語でレアルを意味する「エレアラ (Erreala)」、さらにバスク語で「白と青」を意味する「チュリ・ウルディン (Txuri-urdin)」となる。
女子チームは2004年に設立され、ホームスタジアムは2,500人を収容するInstalaciones de Zubieta となる。2016/2017年シーズンの成績は11位。
後藤 三知 (Michi Goto)
1990年7月27日、三重県鈴鹿市出身。
中学時、U-15三重県選抜チームで背番号10番を背負い、東海女子サッカー選手権での優勝と全日本選手権への出場を経験。
常盤木学園高等学校時には、全日本高等学校女子サッカー選手権や全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権にて優勝を経験。
早稲田大学在学中に、浦和レッドダイヤモンズ・レディースへ入団。その年のリーグ優勝を経験する。
2010年開催の第1回日韓女子リーグチャンピオンシップでは、最優秀選手に選出される。
2013年、早稲田大学卒業後、チームキャプテンに就任。
2014年には5年ぶりとなるリーグ優勝を果たし、なでしこリーグ最優秀選手賞 (MVP) を受賞。
2017年1月に、8年間在籍していた浦和レッドダイヤモンズ・レディースからの退団が発表され、同年7月7日、所属先をスペイン女子サッカー1部リーグ レアル・ソシエダに決まったことが発表された。
レアル・ソシエダ・デ・フットボル・フェメニーノ
(Real Sociedad de Fútbol Femenino)
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画像引用:Real Sociedad de Fútbol