コシノジュンコ、マドリードにて『日本スペイン外交関係樹立150周年』開幕記念ファッションショー
1月16日、在スペイン日本大使公邸において、日本政府観光局(JNTO)と同大使館の共催により、訪日観光促進イベント『旅150』が開催された。日西外交関係樹立150周年を祝うこのイベントでは、約250名の招待客に対し日本の観光・文化の魅力を発信した。
イベントの目玉として、デザイナーのコシノジュンコ氏のプロデュースにより、女子形・世界空手連盟ランキング1位サンドラ・サンチェス氏らによる空手演武、日本舞踊家 花柳寿楽さんによるパフォーマンス、ミスインターナショナル日本代表 筒井菜月さんなどによるファッションショーが華やかに行われ、スペインの旅行・ファッション関係マスメディアや業界関係者のほか、来賓として中根外務副大臣、JNTO志村務総括理事、ポロリカシビリ世界観光機関(UNWTO)事務局長、アシーアン観光長官、ピケ日西財団理事長、在スペイン各国大使など、多くの来賓が出席した。
1992年のバルセロナオリンピックの年にバルセロナを訪れたのが最後のスペイン訪問だったというコシノジュンコ氏。日本の伝統美が前衛的なラインと調和する彼女のスタイルは、エキゾチックな面と古風な部分を融合させ格好良く着こなすことに長けているスペイン人の感性に合っているのではないか、と今回の訪問で改めて感じさせられたとのこと。
大昔にマドリードも訪問した経験があると言うコシノ氏は、その衣装作りでコラボしている和太鼓集団「ドラム・タオ」がスペイン公演を行うときに、また当地を訪れたいと語った。
ファッションを通じて国境をなくすことを目指す国際的デザイナー、コシノジュンコ氏。『日本スペイン外交関係樹立150周年』開幕を記念するイベントとして最高のパフォーマンスを披露してくれた。
取材協力:コシノジュンコ JUNKO KOSHINO | 在スペイン日本国大使館 | JNTO