oct2024_kodomo-nihongo_1

 
スペイン日本語教師会 (APJE: Asociación de Profesores de Japonés en España) のスペイン継承日本語グループが定期的に開催するイベント『子どもの日本語に関する座談会』の第2回目が、2024年10月24日(木)にZoomを利用したオンラインにて無料開催される。
 
第2回目のテーマは「いろんな言語で育つってどう? 多言語環境での子育てのリアル」。無料でオンライン参加できるため、スペイン各地にお住まいで、日本にルーツを持つお子さまの日本語教育に日々奮闘しながら悩みや疑問をお持ちの親御様など、この機会をぜひご活用ください。

 

    座談会の流れ

  • 1:スペイン日本語教師会「スペイン継承日本語グループ」の紹介
  • 2:ゲストへのインタビュー
    ・若林さん (グラナダ):日西ミックスの3人の息子さん (30歳、28歳、24歳) の母。
     スペイン語での教育を重視し、息子さんたちの日本語は片言。
    ・林田さん (マドリード):日西ミックスの娘さん (22歳) の母。
     日本語の勉強は幼少期から母とのみ。思春期は日本語の勉強は中断。
     でも、母娘の会話は100%日本語。
  • 3:テーマ別のグループ意見交換会

 

  
“言語は、単なるコミュニケーションツールにとどまらず、アイデンティティの根幹となり、私たち人間と切り離せないものです。
複数の言語が日常的に使われる環境でお子さんを育てている皆さんは、これまで子育ての中で、どのように言語と関わってきましたか?日本語と現地語のバランスに苦労したり、さらに他の言語を継承しているご家庭では、より複雑な状況もあるかと思います。
第二回座談会では、これまでの経験を振り返り、言語とどのように向き合ってきたかを一緒に考えてみませんか? 日本語だけでなく、現地語やその他の言語についても自由に話し合いましょう。”

スペイン継承日本語グループ 板倉法香
 

 
apje-logoスペイン日本語教師会 (APJE) とは
スペイン在住の日本語教師が毎月1回会合を開いていたことが前身となり、2010年2月にスペイン及びイベリア半島で日本語教育に携わる教師たちの幅広い交流と相互の協力を目的として設立。研修会やワークショップなどさまざまな活動を通して、イベリア半島各地で日本語教育に取り組む人々をつなぎ、情報交換や交流を可能にするネットワークづくりに努めている。2024年2月時点で会員数は145名。
Webサイト | APJE勉強会Facebook

 

第2回『子どもの日本語に関する座談会』
 

 
oct2024_kodomo-nihongo_2

 
情報元:スペイン日本語教師会