【終了】[バルセロナ] 早川純バンドネオン ソロツアー @バルセロナ

 

 
アルゼンチン舞曲タンゴに欠かせない楽器として知られる「バンドネオン」の希少な日本人奏者である早川純が、スペイン、フランス、スイスの5都市で開催されるヨーロッパ・ソロツアーにて、3月20日バルセロナを訪れる。
　
ドイツ発祥の蛇腹楽器バンドネオンが遠く離れたアルゼンチンにて普及し、今やアルゼンチンではタンゴに欠かせないメイン楽器となった。
早川は日本では数少ない本格的なバンドネオン奏者として、国内外で10年以上にわたり活動を続け、ネオタンゴ・ユニット「Tango-jack」、タンゴの芸術性を体現するプロジェクト「HAYAKAWA TERUGGI TRIO」、ジャンルに囚われずに自由な演奏を展開する「ABIERTO」、アルゼンチンタンゴとコンチネンタルタンゴ双方の魅力を追求する「Tango Azul」など数多くのユニットを主宰している。さらに活動はタンゴの世界に留まらず、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団、佼成ウインドオーケストラなどの定期演奏会に出演し、2013年にはドイツのクリンゲンタールで行われた国際バンドネオン・コンクールでの優勝を機に渡仏。J.J.モサリーニ氏に師事すると同時に、パリを拠点としてヨーロッパ各地で精力的に演奏活動を展開している。昨年2018年3月には、日本で初めてバンドネオン・ソロによる計13回のコンサート・ツアーを行いいずれも好評を博した。現在は日本を拠点として、演奏家・作曲家として、バンドネオン、そしてタンゴの可能性を独自のスタイルで追求している。
今回のヨーロッパ・ツアーでは、1台のバンドネオンという楽器で表現できるの音の魅力を追求した最新ソロ・アルバム『Caja Mágica (2018)』を披露する。

 
Youtube：Jun Hayakawa / El Choclo, HAYAKAWA Jun / Bandoneon solo 2013 6-2

Youtube：Jun Hayakawa / Libertango, HAYAKAWA Jun / Bandoneon solo 6-5

 

 
早川純 / Jun Hayakawa

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バンドネオン奏者 / 作曲家
2012年、2013年と連続して国際アコーディオン・コンペティション (クリンゲンタール) に出場しそれぞれ3位入賞と特別賞受賞を果たす (バンドネオン・ソロの部)。東京芸術大学音楽学部楽理科を卒業。ジェヌビリエ音楽院にてジャズDEM (ディプロマ) を満場一致の一位で取得。
ネオタンゴ・ユニット「Tango-jack」、タンゴの芸術性を体現するプロジェクト「HAYAKAWA TERUGGI TRIO」、ジャンルに囚われずに自由な演奏を展開する「ABIERTO」、アルゼンチンタンゴとコンチネンタルタンゴ双方の魅力を追求する「Tango Azul」など数多くのユニットを主宰。
バンドネオンを小松亮太、西塔祐三、ミゲル・バルベーロ、フアン・ホセ・モサリーニ各氏に師事。2002年アコーディオン奏者coba氏主宰ベローズ・ラバーズ・プロジェクト参加。2003-2005年「小松亮太＆オルケスタ・ティピカ」のメンバーとしてアルゼンチンやブラジル等南米4カ国で演奏。2003年と2004年タンゴ界の重鎮レオポルド・フェデリコ、オスバルド・ベリンジェリ、マリア・グラーニャなどの日本公演参加。2009年NHK音楽番組『どれみふぁワンダーランド』にて日本の希少なバンドネオン奏者として紹介される。2011年ピアソラの腹心として活動してきたピアニスト、パブロ・シーグレル氏と共演。2014年、2017年フアン・ホセ・モサリーニ日本ツアー参加。活動はタンゴの世界に留まらず、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団、佼成ウインドオーケストラなどの定期演奏会に出演。2008年よりジャンルレスな活動を続ける音楽家、菊地成孔氏率いるジャズとラテン・ラウンジを融合させたストレンジ・オーケストラ「菊地成孔とペペ・トルメン ト・アスカラール」のメンバー就任。他にヴァイオリニスト川井郁子氏のコンサート参加。シンガーソングライターCharaのコンサートサポートなど行う。
TBS系列で放映された長澤まさみ、オダギリジョー主演ドラマ「ぼくの妹」、日本テレビ系列菅野美穂主演ドラマ「曲げられない女」、NHK土曜ドラマ「チェイス～国税査察官」、TBS系列中居正広、北村一輝、栗山千明出演「ATARU」、NHK大河ドラマ「真田丸」、朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」などの劇中音楽演奏を担当。また作曲家・アレンジャーとしての活動にも精力的に取り組んでおり、小松亮太氏アルバムへのアレンジ提供他、人気ゲームシリーズ「聖剣伝説」や「Nier Automata」のアルバムにもアレンジ提供。2011年タンゴの国際的な作曲コンペティションのファイナリストとしてノミネートされた。2013年から2年間パリに拠点を置きヨーロッパを中心に活動を展開。現在は帰国し、主にヨーロッパのタンゴシーンとの関わりを持ちながら、バンドネオン、そしてタンゴの新たな可能性を独自のスタイルで追求している。
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