【終了】[マドリード] 日本大使館主催による『第4回 日本映画上映会』
今年で4回目の開催となる日本大使館主催の『日本映画上映会 (Ciclo de Cine Japonés)』が、2月4日から13日にかけてマドリードのKinépolis Madrid Ciudad de la Imagenにて開催される。
今回上映される日本アニメ映画は、2019年シッチェス・カタロニア国際映画祭にて最優秀長編アニメーション賞を受賞した湯浅政明監督による『きみと、波にのれたら (El amor está en el agua)』、渡辺歩監督『海獣の子供 (Los niños del mar)』、国内外の映画祭にて数々の賞を受賞した新海誠監督『天気の子 (El tiempo contigo)』、原恵一監督『バースデー・ワンダーランド (The Wonderland)』、木崎文智監督『HUMAN LOST 人間失格 (Human Lost)』の5作品となる。
チケット抽選への申し込みは開始されており、観覧希望者はE-mail: ciclo_japon@zinkingon.orgまで、タイトルに「希望する映画タイトル」、本文に「お名前」を明記の上お送りください。*チケットは2枚1組となります。
きみと、波にのれたら (EL AMOR ESTÁ EN EL AGUA)
- 2020年2月4日 (火) 20:00h
大学入学を機に海辺の街へ越してきたひな子。サーフィンが大好きで、波の上では怖いものなしだが自分の未来については自信を持てずにいた。ある火事騒動をきっかけに、ひな子は消防士の港と出会い、二人は恋に落ちる。お互いがなくてはならない存在となった二人だが、港は海の事故で命を落としてしまう。大好きな海が見られなくなるほど憔悴するひな子が、ある日ふと二人の思い出の歌を口ずさむと、水の中から港が現れる。「ひな子のこと、ずっと助けるって約束したろ?」死んだはずの港と再び会えたことを喜ぶひな子だが…。奇跡がもたらした二人の恋の行方は?そして、港が再び姿を見せた本当の目的とは?
監督:湯浅政明 / 2019年 / 96分 / 公式サイト / Twitter / Instagram
Youtube:東宝MOVIEチャンネル / 映画『きみと、波にのれたら』予告
海獣の子供 (LOS NIÑOS DEL MAR)
- 2020年2月5日 (水) 20:00h
自分の気持ちを言葉にするのが苦手な琉花は、夏休み初日に部活でチームメイトと問題を起こしてしまう。母と距離を置いていた彼女は、長い夏の間学校でも家でも自らの居場所を失う。父が働いている水族館へと足を運び、両親との思い出の詰まった大水槽に佇んでいた時、目の前で魚たちと一緒に泳ぐ不思議な少年 “海” と “空” と出会う。父は言った。「彼らはジュゴンに育てられたんだ。」琉花は彼らに導かれるように見たことのない不思議な世界に触れていく。三人の出会いをきっかけに地球上では様々な現象が起こり始める。夜空から光り輝く彗星が海へと堕ちた後、海のすべての生き物たちが日本へ移動を始めた。巨大なザトウクジラまでもが現れ “ソング” とともに海の生き物たちに「祭りの< 本番>が近い」ことを伝える。”海と空” を利用しようとする者、そんな二人を守る海洋学者たち。それぞれの思惑が交差する人間たちは生命の謎を解き明かすことができるのか。”海と空” はどこから来たのか、< 本番>とは何か。
監督:渡辺歩 / 2019年 / 110分 / 公式サイト / Twitter
Youtube:TOHO animation チャンネル / 【6.7公開】『海獣の子供』予告2
天気の子 (EL TIEMPO CONTIGO)
- 2020年2月6日 (木) 20:00h
これは、僕と彼女だけが知っている、世界の秘密についての物語。
「あの光の中に、行ってみたかった」高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会う。ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らすその少女・陽菜。彼女には、不思議な能力があった。
監督:新海誠 / 2019年 / 114分 / 公式サイト / Twitter
Youtube:東宝MOVIEチャンネル / 映画『天気の子』予報①
バースデー・ワンダーランド (THE WONDERLAND)
- 2020年2月12日 (水) 20:00h
誕生日の前日、自分に自信がない小学生の少女アカネの前に、謎めいた大錬金術師ヒポクラテスとその弟子ピポが現れる。自分たちの世界を救ってほしいと必死で訴える二人に無理やり連れて行かれたのは、骨董屋の地下室の扉から繋がるワンダーランドだった。不思議な動物や人が住むそのカラフルな世界は、色が消えてしまう危機に陥っていた。ワンダーランドを守る救世主にされてしまったアカネは大冒険を繰り広げ、やがて人生を変える決断を迫られる。
監督:原恵一 / 2019年 / 115分 / 公式サイト / Twitter / Instagram
Youtube:ワーナー ブラザース 公式チャンネル / 映画『バースデー・ワンダーランド』特報
HUMAN LOST 人間失格 (HUMAN LOST)
- 2020年2月13日 (木) 20:00h
医療革命により “死” を克服した昭和111年の東京。人々は体内の “ナノマシン” とそれらを “ネットワーク” により管理する “S. H. E. L. L.” 体制により病にかからず、120歳の寿命を保証する無病長寿を約束された。しかしその究極的な社会システムは、国家に様々な歪みを産み出す。埋まることのない経済格差、死ねないことによる退廃的倫理観、重度の環境汚染、そして、S. H. E. L. L.ネットワークから外れ異形化する “ヒューマン・ロスト現象”。日本は文明の再生と崩壊の二つの可能性の間で大きく揺れ動いていた。大気汚染の広がる環状16号線外 (アウトサイド)、イチロク。薬物に溺れ怠惰な暮らしをおくる大庭葉藏は、ある日暴走集団と行動する謎の男・堀木正雄とともに特権階級の住まう環状7号線内 (インサイド) への突貫に参加し激しい闘争に巻き込まれる。そこでヒューマン・ロストした異形体 “ロスト体” に遭遇した葉藏は、対ロスト体機関 “ヒラメ” に属する不思議な力をもった少女 “柊美子” に命を救われ、自分もまた人とは違う力を持つことを知る。
監督:木崎文智 / 2019年 / 110分 / 公式サイト / Twitter
Youtube:TOHO animation チャンネル / 「HUMAN LOST 人間失格」Official Main Trailer
開催期間:2020年2月4日〜13日
会場:Kinépolis Madrid Ciudad de la Imagen
主催:在スペイン日本国大使館
“III Ciclo de Cine Japonés” 公式サイト
情報元:在スペイン日本国大使館