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カラフルな建築が美しい街並みを彩り、街中が豊かな色彩に溢れる国スペインでは、カラフルなお祭り「フィエスタ」が各地で開催されている。なかでも「バレンシアの火祭り」「セビージャの春祭り」「カナリア諸島のカーニバル」の3つは極彩色でとても華やかなフィエスタとして有名である。
 
スペイン政府観光局による、スペインの選りすぐりの名品が当たる『スペイン “極彩色のフィエスタ” キャンペーン』が、2021年5月7日から6月7日まで開催されている。
参加方法は、スペイン政府観光局の公式Instagramアカウント @gospain.jp をフォローし、投稿される3つのフィエスタの厳選された写真全27枚の中から、お気に入りの写真に「いいね!」をすることで応募完了。対象写真であれば複数「いいね!」をしてもOKとのこと。
 
応募に関する「規約」や「要項」「注意事項」などは、こちらのキャンペーン公式サイトをご参照ください。

 

 
バレンシアの火祭り
2016年にユネスコ無形文化遺産に登録されたバレンシアの火祭り「ラス・ファジャス」。バレンシアに春の訪れを告げるこの祭りは、中世の大工職人が古くなった道具や木くずなどを燃やしたのが起源とされている。鳴り響く爆竹と音楽、そして立ち上がる巨大な炎が織りなす迫力と壮大なスケールが有名。その年の出来事や著名人などを風刺した多彩なモチーフの様々な大きさの張子人形は、名高いアーティストや画家、彫刻家らが約一年費やしてボール紙で制作する。街をにぎやかに飾るこの人形は3月19日、祭りの最終日でキリストの養父であるサン・ホセの祝日に燃やされ、盛大なクライマックスを迎える。

 
セビージャの春祭り
初開催は1847年。毎年7日間に渡りアンダルシア地方の文化色豊かで活気に満ち溢れたセビージャで開催される春祭り。大人から子供まで女性は花の髪飾りやトラヘ・デ・ヒターナと呼ばれる鮮やかなドレスを身にまとい、男性はトラヘ・コルトという伝統的な衣装で着飾って参加し、フラメンコや伝統音楽のセビジャーナスに合わせて踊り明かす。飾りをつけた美しい馬や馬車が行き交う様子、夜の美しいライトアップも見逃せない。

 
カナリア諸島のカーニバル
カナリア諸島が最も熱く盛り上がる祝祭がカーニバル。各地で賑やかなカーニバルが開催され、なかでも15日間に渡って昼夜繰り広げられるサンタ・クルス・デ・テネリフェのカーニバルは、その規模と華やかさで知られている。見どころのひとつは、カーニバルの女王を選ぶコンテスト。重量が100kgを超えることもある煌びやかな衣装を身につけ、1200㎡もある舞台で、お祭り第1周目の水曜に魅力を競い合う。女王が金曜のパレードでカーニバルの華々しい開幕を告げると、様々な音楽を奏でる何十組もの楽団や、色鮮やかな衣装をまとった数千人にものぼるダンサーで構成されるパレードが続く。


 

 

『スペイン “極彩色のフィエスタ” キャンペーン』
 
開催期間:2021年5月7日午後12時〜6月7日午後12時まで
キャンペーン公式サイト:https://spaincampaign.jp/
 
主催:スペイン政府観光局
公式サイト | Twitter | Instagram | Facebook | YouTube

 
情報元:スペイン政府観光局