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河瀬直美監督が挑む、珠玉のラブストーリー
視力を失いゆくカメラマンと出逢い、彼女の何かが変わりはじめる

カンヌ国際映画祭他、世界中から大絶賛をされた『あん』に続き、河瀬直美監督と永瀬正敏のダッグが、ヒロインに水崎綾女をむかえて次に届けるのは “人生で多くのものを失っても大切な誰かと一緒なら、きっと前を向ける” と信じさせてくれるラブストーリー『光 (スペイン語題: HACIA LA LUZ)』が、スペインにて11月17日より現在公開中。
 
カンヌ映画祭にて最高賞を競うコンペティション部門に選出され、エキュメニカル審査員賞を受賞した本作は、映画の音声ガイドにも焦点をあて、世界中の映画ファンに歓喜と感動をもたらしている。
河瀨監督の、10年の節目をむかえる2017年にふさわしい感動作がここに誕生。

Youtube:BTEAM Pictures / HACIA LA LUZ VE
 
監督:河瀬直美 / 2017年 / 101分 / キャスト:永瀬正敏、水崎綾女、藤竜也、神野三鈴、小市慢太郎、他
 

 
あらすじ
単調な日々を送っていた美佐子(水崎綾女)は、とある仕事をきっかけに、弱視の天才カメラマン・雅哉(永瀬正敏)と出逢う。美佐子は雅哉の無愛想な態度に苛立ちながらも、彼が過去に撮影した夕日の写真に心を突き動かされ、いつかこの場所に連れて行って欲しいと願うようになる。命よりも大事なカメラを前にしながら、次第に視力を奪われてゆく雅哉。彼の葛藤を見つめるうちに、美佐子の中の何かが変わりはじめるー。
 
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nov2017hacialaluz_naomikawase河瀬 直美 / Naomi Kawase


1989年大阪写真専門学校(現ビジュアルアーツ専門学校)映画科卒業。
自主映画「につつまれて」「かたつもり」が、1995年山形国際ドキュメンタリー映画祭はじめ国内外で注目を集める。
1997年劇場映画デビュー作『萌の朱雀 (もえのすざく)』で、カンヌ国際映画祭カメラド−ル (新人監督賞)を史上最年少受賞。
2007年『殯の森 (もがりのもり)』で、審査員特別大賞グランプリを受賞。
2009年 カンヌ国際映画祭に貢献した監督に贈られる「黄金の馬車賞」を受賞。
2011年 『朱花 (はねづ) の月』がカンヌ国際映画祭、コンペティション部門に正式招待。
2012年 パリ・シネマテークフランセーズにて河瀨直美回顧展を開催。
2013年 カンヌ国際映画祭にて日本人監督初のコンペティション部門の審査委員を務める。
2014年 『2つ目の窓』がカンヌ国際映画祭、コンペティション部門に正式招待。
2015年 『あん』が国内外で大ヒットを記録。
    フランス芸術文化勲章「シュヴァリエ」を叙勲。
2016年 カンヌ国際映画祭 シネフォンダシオン部門、短編部門の審査委員長に就任。
    ニューヨーク近代美術館MOMAにて河瀬直美回顧展を開催。
2017年 『』がカンヌ国際映画祭コンペティション部門選出、エキュメニカル賞を受賞。
映画監督の他、CM演出、エッセイ執筆などジャンルにこだわらず表現活動を続け、故郷の奈良においては「なら国際映画祭」をオーガナイズしながら次世代の育成にも力を入れている。
公式サイト / Twitter (@KawaseNAOMI)

 

 

河瀬直美監督 最新作『光』スペイン公開
 
公開日:2017年11月17日より公開中
スペインでの上映館:Filmaffinity.com
 
映画『光』公式サイト / Facebook / Twitter
 
スペインでの配給会社:BTEAM Pictures
公式サイト / Facebook / Twitter

 

 
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情報元:『光』公式サイト / スペイン配給会社 BTEAM Pictures