マドリード『FITUR2023』にて日本観光の魅力を世界にアピール
マドリードの見本市会場IFEMAにて1月18日から22日まで開催された、今年の国際観光見本市 『FITUR2023』は、パンデミック後の世界の観光活動の良好な見通しを浮き彫りにし、予想を上回る成功を収め、5日間の開催に幕を閉じた。
昨年に引き続き、日本政府観光局 (JNTO) による日本ブースと東京都 (TMG) によるToykoブースが出展され、日本への観光の魅力を世界にアピールした。日本ブースでは旅行業界各社の商談ブースを背景に、アジア・アフリカのパビリオン入り口正面に大きく展示され一際目を引く舞台上で、着物や浴衣の体験コーナーや、日本酒の魅力紹介と試飲、自分なりに色付けするオリジナル招き猫やダルマ作りコーナー、その他にも会場を訪れた人々の目を引く日本文化に触れ合えるイベントが5日間に渡って開催された。
主催者の発表によると、FITUR5日間の参加者数は22万2,000人を超え、2022年の約2倍となる99.6%の成長率を示した。参加者の内訳は、業界専門家が13万6,000人 (前年比68%増)、一般来場者は2日間で8万6,000人 (前年比3倍)となった。また、デジタルプラットフォーム「FITUR LIVEConnect」の登録者数は5万6,000人を超え、2022年比で80%以上の伸びを記録。参加企業数は8,500社、131ヶ国、755社、8つのパビリオンを使った展示面積は66,900㎡となった。来年は1月24日から28日の開催が予定されている。
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取材協力:日本政府観光局 (JNTO) MADRID | FITUR