【終了】個展「船戸あやこ with SOL De SOL」

 
スペイン・バレンシアに20年以上暮らし、地中海の澄み切った青と緑にそよぐバレンシアの風を表現する創作陶芸家、船戸あやこ。
スペインの数多くの国際陶芸コンクールにて入賞経験を持ち、その作品はスペイン、ポルトガル、ウクライナ等の多くの美術館他に所蔵されている。
「本物のスペインと今」のコンセプトに加え、日本陶芸の「用の美／使う」を融合したスペイン現代陶芸における色彩と情熱の世界を表現する。
　
その作品はオブジェ、タイル作品（絵画としてのタイル画、タイルを実用品に加工したもの）、使える食器類と様々。使用する粘土はスペイン白粘土、スペイン茶粘土、日本の信楽粘土が主で、作品によって使用する粘土や釉薬を使い分けている。
　
スペイン陶芸最大の特徴は色彩が豊かなことで、それが日本の陶芸と大きく異なるところ。デザインの中に素焼きの部分を残し、そこにアルマオイルを染み込ませるアロマタイルも制作する。

船戸 あやこ / AYAKO FUNATO

千葉県生まれ。18歳で独学にて陶芸を始め、聖心女子大学（スペイン史専攻）卒業後、スペインの色彩に憧れ渡西。1995年にスペインタイルアート工房バレンシア教室を設立。
現在はスペイン伝統タイルアート普及につとめながら、自身の創作活動にも力を入れ、各種展覧会への参加や個展を開催。
スペインでの作品所蔵先：アルコラ陶芸美術館（カスティジョン）/ マニセス文化会館（バレンシア）/ マニセス国立陶芸専門学校（バレンシア）/ サンジュリアデビジャトルタ市役所（バルセロナ）/ タラベラデラレイナ市役所（タラベラデラレイナ）/ アラゴン州陶芸協会（サラゴサ）
　
船戸あやこ 公式サイト：http://www.ne.jp/asahi/funatoayako/spain/