スペイン人による「日本語弁論大会」聴衆を魅了
11月24日アテネオ・デ・マドリードにて、日西文化協会TORAの主催による29回目となるマドリード日本語弁論大会が開催され、スペイン全土より集まった13名のファイナリストたちによる白熱したスピーチとその日本語弁論能力の高さは、会場の聴衆を驚かせた。
本戦は、日本滞在歴が3ヶ月未満の者によるグループIと、それ以上の日本滞在歴があるもののグループIIのふたつのカテゴリーで開催され、各グループの優勝者には副賞として、JTBとJAL(日本航空) よりスペイン日本往復航空券とYAMAHAより電子ピアノが贈呈された。さらに各グループ2位、3位にもそれぞれYAMAHAより賞品が授与された。
出場者と弁論テーマ (出場順)
グループ I
- サラ・アラルコン・エルナンデス (マドリード):「おじいちゃんとおばあちゃんに愛されすぎて、困りました」
- ブランカ・マリア・ララ・バスケス (シウダー・レアル):「私の日本の初日」
- クララ・ボニージョ・フェルナンデス (サラゴサ):「峰倉かずやの作品」
- ベレン・フェロン・ウルタド (マドリード):「社会への質問」
- クラウディア・ボニージョ・フェルナンデス (サラゴサ):「サラゴサの博物館」
- アンヘラ・アジェンデ (バジャドリード):「視点の違いから生まれる相乗効果」
グループ II
- カルロス・デ・フルトス・デル・アモ (マドリード):「日本での私の武道」
- カルラ・ラバト・デ・オス (マドリード):「同性パートナーシップ証明書に対する日本人の反応」
- ギジェルモ・トーレス・モレノ (ムルシア):「頑張る国、日本」
- ロドリゴ・ラルビア・サラド (マラガ):「しかたがない」
- イサスクン・アレホ・カンチョ (ビトリア=ガステイス):「春夏秋冬」
- ソラ・アルバレス・エンシノソ (サンタ・クルス・デ・テネリフェ):「目を閉じると」
- イレネ・ロレンテ・モリネール (マドリード):「恵子への手紙」
国際交流基金マドリード日本文化センター所長 吉田氏を委員長とした、審査員団により選ばれた入賞者は以下の通り。
グループ I:日本滞在経験3ヶ月未満、または一度も日本を訪れたことがない人
- 1位:アンヘラ・アジェンデ (バジャドリード):「視点の違いから生まれる相乗効果」
- 2位:クラウディア・ボニージョ・フェルナンデス (サラゴサ):「サラゴサの博物館」
- 3位:ベレン・フェロン・ウルタド (マドリード):「社会への質問」
- 参加賞:サラ・アラルコン・エルナンデス (マドリード):「おじいちゃんとおばあちゃんに愛されすぎて、困りました」
グループ II:日本滞在歴3ヶ月以上の者
- 1位:ソラ・アルバレス・エンシノソ (サンタ・クルス・デ・テネリフェ):「目を閉じると」
- 2位:イサスクン・アレホ・カンチョ (ビトリア=ガステイス):「春夏秋冬」
- 3位:ギジェルモ・トーレス・モレノ (ムルシア):「頑張る国、日本」
- 参加賞:カルロス・デ・フルトス・デル・アモ (マドリード):「日本での私の武道」
- 日本大使賞:イレネ・ロレンテ・モリネール (マドリード):「恵子への手紙」
- 水曜会賞:カルラ・ラバト・デ・オス (マドリード)
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