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こちらのイベントは終了しました。

 
7月15日、マドリードのサン・フェルナンド王立美術アカデミー(Calle Alcalá, 13, Madrid) にて「支倉の道・関口照生写真展」開幕

 
日本スペイン交流400周年閉幕を記念するこの写真展では、夫人の竹下景子氏とともに「日本スペイン交流400周年親善大使」を務める写真家の関口照生氏自身が、400年前に支倉常長が辿った道のりを再訪し、常長が見たであろう石巻から、メキシコ、スペイン、ローマへと続く旅の心象風景を描く。

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今から400年前、伊達正宗は領内でのキリスト教布教容認と引き換えに、当時スペイン領だったメキシコとの直接貿易を求めて、スペイン国王及びローマ教皇のもとに家臣の支倉を派遣。名を受けた支倉使節団は1613年、宣教師ルイス・ソテロと共に仙台藩が建造したサン・フアン・バウティスタ号で石巻を出港した。
太平洋の道、メキシコの道、スペインの道、ローマの道、そして日本への帰途と、支倉の通ったルートを辿りながら、一行が見たであろう風景を関口氏のレンズがどのように表現したのか是非味わって頂きたい。
 
スペインの道では、多くのハポン(Japón *スペイン語で日本)姓を持つ人々が住むコリア・デル・リオの街も訪れている。彼らは支倉の遣欧使節団の中から現地に留まった日本人やその支援者の子孫である可能性もあると言われており、止まることなく躍動を続ける歴史を感じることが出来る。
 
400年の時を越えて、変わらぬ山河もあり、また歴史の変化、文明の進化と共に変貌をとげた街、都市もある。支倉の道写真展は、2014年8月31日迄開催中。
 
この写真展は、日本スペイン交流400周年実行委員会及び在スペイン日本大使館の主催によるイベントで、日本スペイン交流400周年事業の一つです。

 

 
佐々木幹夫氏(日本スペイン交流400周年実行委員長)、関口照生・竹下景子両氏(日本スペイン交流400周年親善大使)、佐藤悟在スペイン日本大使もご列席された開幕式の様子

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関口・竹下両氏と佐藤大使
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関口 照生 / Teruo Sekiguchi


1938年11月生れ。日本写真家協会(JPS)会員。倉敷芸術科学大学客員教授。コマーシャルや雑誌・写真集の撮影を中心にフリーカメラマンとして活動。
フラメンコの写真集を制作するとともに、サンティアゴ・デ・コンポステーラを取材、交流年開幕記念音楽会の会場には,関口氏の写真「支倉の道」が展示され、パンフレットにも採用される予定。支倉常長の行程を辿る写真展も計画されている。夫人は女優の竹下景子氏。
公式サイト:http://sekiguchiteruo.jp

 

 
竹下 景子 / Keiko Takeshita


1953年9月生れ。女優として著名であることに加え、「世界の子どもにワクチンを日本委員会」大使、国連 WFP協会親善大使等、幅広い社会活動を行っている。
2008年サラゴサ万博日本館オフィシャルサポーターを務める。近鉄のイメージ・キャラクターを 2012年春まで務め、スペインを題材としたテーマパーク「志摩スペイン村」との関係も深い。
公式サイト:http://www.takeshitakeiko.net

 

 
インフォメーション


期間:2014年7月15日から8月31日
場所:サン・フェルナンド王立アカデミー(Calle Alcalá, 13, Madrid)
主催:日本スペイン交流400周年実行委員会及び在スペイン日本大使館
協賛:ローランド・ディー・ジー株式会社、三菱商事株式会社、日本たばこ産業株式会社、株式会社ニコン