【終了】[バルセロナ] 日本の製菓技術「飴細工」デモンストレーション&ワークショップ
日本の伝統技術である飴細工の保持、そして更なる発展を目指す日本随一の技術を誇る伝統飴細工専門店「浅草・飴細工 アメシン」の飴細工師・手塚新理による飴細工デモンストレーション&ワークショップ『El arte del amezaiku, esculturas de caramelo japonesas』が、バルセロナにて2月25日・26日に開催される。
「飴細工」は、90℃程まで熱してやわらかくした飴を、素手と握りバサミ一本を使って美しく造形する日本の伝統文化である。温めると柔らかく冷めると固まる性質を使って作る飴細工は、鍋から飴を取り出してから数分で造形を終わらせなければならない。飴細工は彫刻とは違い、削りとったり切り落としたりすることはせず、棒の先につけた丸い飴をハサミで切ったり伸ばしたらしながら、飴を無駄にすることなく作り上げていく。
日本での飴細工の原型は、古くは8世紀ごろからあると言われ、江戸時代には職人が町中を売り歩くようになり広く庶民の娯楽として親しまれ、その後脈々と飴細工の技術は受け継がれていくものの、サブカルチャーであったため詳しい文献などはほとんど存在していない。
「飴細工 アメシン」では、後継者が少なくなり衰退しつつある飴細工の伝統を保持するとともに、今まで誰も見たことがないような革新的な飴細工を生み出せるよう日々尽力している。
Youtube:Asakusa Amezaiku Ameshin – 浅草 飴細工 アメシン / Japanese Candy Art | Asakusa Amezaiku Ameshin | 浅草 飴細工 アメシン 手塚新理
手塚 新理 / Shinri Tezuka
手塚工藝株式会社 代表
1989年 千葉県生まれ。幼少より造形や彫刻に勤しみ、2010年からあめ細工アメシンとして全国各地にて製作実演や体験教室、オーダーメイド等を手掛けてきた日本随一の技術力を誇る飴細工師。
代表作は透明な飴細工の「金魚」。それまで白い不透明なものしかなかった飴細工業界に革新をもたらした。
2013年東京浅草に飴細工の工房店舗「浅草 飴細工アメシン」を設立。現在9名の弟子を抱える。
日本の伝統技術である飴細工の保持、更なる発展を目指す。
浅草飴細工 アメシン:公式サイト | Facebook | Twitter | Instagram
Youtube:毎日新聞 / 東京 和のたくみ 飴細工師・手塚新理さん
開催日時:2019年2月25日(月) 16:00h〜
会場:Escola del Gremi de Pastisseria de Barcelona
住所:Plaça de Pons i Clerch, 2, 08003 Barcelona
※ 学生/専門家のみ
無料 *要登録 (Email / 93 268 78 77)
開催日時:2019年2月26日(月) 19:00h〜
会場:Can Jaumandreu
住所:Carrer Perú, 52 Barcelona
入場無料 / 座席数に限りあり
要登録:Casa Asia
主催:在バルセロナ日本国総領事館 | EPGB | Casa Asia