【終了】[バレンシア] 日本発祥の駅伝が受け継がれた『バレンシア駅伝 2018』
日本発祥のスポーツ “駅伝” がスペイン・バレンシアで “EKIDEN VALENCIA (エキデン・バレンシア)” として受け継がれている。
今年で5回目の開催となる『EKIDEN VALENCIA CLÍNICA BAVIERA 2018』が4月29日 (日) 9:00より、バレンシアの川の跡地を利用したトゥリア公園を巡る特設コースにて開催される。
参加希望者は、こちらの公式サイトより4月16日 (月) 23:59hまで申し込むことができる。
バレンシア駅伝の始まりは2014年。発案者でありディレクターのアレックス・アパリシオ(Álex Aparicio)氏と、当時バレンシアへ留学していた立教大生 清水翔さんとの出会いにより実現。清水さんがアドバイザーとなり、襷 (タスキ) の重要性や日本の駅伝のルールを伝授したことで、バレンシアの地で本学的な日本の駅伝が開催されることとなった。
2014年5月25日に初開催され、今ではスペイン最大の駅伝として知れ渡るまでとなり、日本の総合スポーツ用品メーカーMizunoもオフィシャルスポーツブランドとして、日本から受け継がれたバレンシア駅伝を盛り上げている。
バレンシア駅伝は、トゥリア公園内陸上競技場にて午前9時にスタート。同競技場がゴール地点でもあり制限時間は5時間。
男性部門、女性部門、男女混成部門に分かれて開催され、全6区間(5km / 10km / 5km / 10km / 5km / 7.195km)42.195kmを、家族や仲間と共に駅伝の本場である日本同様、1チーム6人でタスキをリレーしながら完走を目指す。
参加募集枠も、初回2014年の400チームから始まり、昨年2017年には880チームに、そして今年は1,000チームまで増えたため、合計6,000名以上のランナーがバレンシア市内を仲間と “タスキ” を繋いでいく光景が見られる。
ランナーは参加費に1ユーロプラスすることで慈善団体へ寄付することができる。2018年度は動物保護団体Modepranへ寄付されることとなるため、ランナーとして参加するだけでなく社会貢献にも参加できる。寄付を希望する方は、参加申し込み時にInscripción Solidaria (78ユーロ) を選択。
駅伝の由来
駅伝は日本発祥の競技スポーツであり、1917年4月に開催された「東海道駅伝徒歩競走」がその始めとされている。駅伝という言葉自体は日本書紀にも記載されているほど古いものであり、首都と地方の間の道路網に30里 (約16km) 毎に置かれた中継所を「駅」といい、宿泊施設や人、馬を配置。駅に朝廷の使者が到着すると、次の駅まで乗り継ぎの馬を用意する仕組みとなっており、この制度を「駅制と伝馬制」「駅伝貢進」といったことに由来する。
Youtube:Run Biker / EKIDEN VALENCIA 2017
開催日時:2018年4月29日(日) 9:00hスタート
スタート・ゴール地点:トゥリア公園内陸上競技場 (Pistas Atletismo Estadi del Túria Valencia)
カテゴリー:男子 / 女子 / 男女混合
申し込み期限:2018年4月16日 (月) 23:59hまで 参加申し込みはこちら
参加料:1チーム72ユーロ (1ランナー12ユーロ)
主催:10K Valencia Ibercaja
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