[日本] サルバドール・ダリの伝記映画『ウェルカム トゥ ダリ』
ファッション、音楽、アート、妖しげなパーティー
ポップカルチャー全盛の70年代ニューヨークで繰り広げる奇想天外なダリ・ワールド
スペイン人天才画家サルバドール・ダリの伝記映画『ウェルカム トゥ ダリ (原題:Dali Land)』が2023年9月1日より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほかにて全国にて順次公開中。
シュールレアリスムを代表するスペイン出身の天才画家サルバドール・ダリと、その妻であるガラの結婚生活を、とある若い男性の視点から描いた物語。
20世紀で最も偉大な芸術家の一人、サルバドール・ダリ。柔らかい時計や変形した肉体など、常識を破壊する画期的な作品で人々の心を揺さぶり、人気と名声を獲得した。その独特の口ひげと奇抜なスタイル、数々の尊大な名言で、現代におけるインフルエンサーのような存在として、常に人々の注目を集めていた。
そんなダリが、ポップカルチャー全盛期を迎えた70年代のニューヨークで、ファッションや音楽、アートを時代の最先端に立って牽引していく姿を描く刺激的な映画が完成した。
高級ホテルのスイートルームで、ロックスターやドラァグクィーン、華やかなセレブや野心に溢れたモデルたちが集い、夜ごと繰り広げられるパーティーを味わい尽くすと共に、エキサイティングかつ危険な時代を体験できる魅惑の〈ダリ・ランド〉
ダリには『ガンジー』でオスカーを手にした名優ベン・キングズレー、気性の激しい妻のガラには『ふたつの部屋、ふたつの暮らし』のバルバラ・スコヴァ。ダリをサポートする青年・ジェームスには、本作が長編映画デビュー作となるクリストファー・ブライニー。そして若き日のダリをエズラ・ミラーが演じる。監督は『アメリカン・サイコ』のメアリー・ハロン。
YouTube:キノフィルムズ / 映画『ウェルカム トゥ ダリ』予告篇(ロングver.)
ストーリー
1974年、ニューヨーク。デュフレーヌ画廊で働き始めたジェームスは、個展を開くダリのアシスタントを務めることになる。憧れの芸術家ダリと妻のガラに気に入られたジェームスは、奇想天外なダリの世界へ招き入れられ有頂天になる。だが、個展は3週間後に迫っているのに、ダリはパーティー三昧の日々を送り、作品は1枚も仕上がっていない。すると突然、ガラが金のために描けとブチギレ、ダリはジェームスの目の前で傑作を完成させる。個展終了後もジェームスはダリのために働くことになり、ダリの故郷のポルト・リガトへ渡り、画家の原点に触れるという新たな感動に震えるが、そこにはさらに不思議で危うい〈ダリ・ランド〉が待ち受けていた──。
監督:メアリー・ハロン
脚本:ジョン・C・ウォルシュ
キャスト:ベン・キングズレー、バルバラ・スコヴァ、クリストファー・ブライニー、エズラ・ミラー
2022年 / イギリス / 97分 / 原題:Daliland
公開日:2023年9月1日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開
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『ウェルカム トゥ ダリ』日本語公式Webサイト
配給:キノフィルムズ
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