「多面体日本、交差するアイデンティティの過去、現在、未来」東京外国語大学にて国際シンポジウム

 

スペイン語・ポルトガル語圏諸国と日本との文化的つながりの強化

 
東京外国語大学は、スペイン語・ポルトガル語圏諸国との緊密な連携による教育研究支援の在日ネットワークの構築を目指して、5月29から31日までの3日間、「多面体日本、交差するアイデンティティの過去、現在、未来」と題する国際シンポジウムを開催する。

このシンポジウムは、大航海時代から現在に至る世界的な人や物、そして文化の交流というグローバリゼーションのプロセスを、特にそのなかで大きなウエイトを占めてきたスペイン語圏とポルトガル語圏の国々を軸に、アカデミックな視点に加え、様々な角度から広く扱うことによって、新たなミレニアムにふさわしい形で、これらの地域の言語文化を日本に広め、日本との文化的つながりを強化しようとするのが狙い。

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このプロジェクトは在京のスペイン・ポルトガル語圏の各国大使館や日本国内外の文化振興団体・関係企業などから広く協賛を受けている。
シンポジウムには世界のさまざまの地域から30名以上の第一線の専門研究者の参加が予定されており、アカデミックな講演や研究発表に加えて、駐日スペイン大使館からは「フランチェスコのサンティアゴ巡礼の道」、駐日ポルトガル大使館からは「フェルナン・メンデス・ピントの旅」という、それぞれの国と日本との紐帯を象徴するような展示の提供も受けている。
29日の開催セレモニー・ネットワーク立ち上げの式典には、他に、民族音楽や舞踏などの公演も予定されている。

現在、必ずしも日本の若い世代はこれらの国々の歴史や文化に十分な知識を有しているとは言えない。
このイベントは、スペイン語・ポルトガル語圏諸国の歴史や文化についての理解を促進するだけでなく、スペイン語・ポルトガル語圏諸国との緊密な連携のもと教育研究支援の在日ネットワークの構築を目指している。

インフォメーション
場所:国立大学法人 東京外国語大学(アゴラ・グローバル – プロメテウス・ホール)
住所:東京都府中市朝日町3-11-1

 

 
国際シンポジウム「多面体日本、交差するアイデンティティの過去、現在、未来」公式ウェブページ
講演者・プログラムについてはこちら(PDF)

 

 
国立大学法人 東京外国語大学


住所:東京都府中市朝日町3-11-1
TEL:042-330-5151
Email:soumu-koho@tufs.ac.jp
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