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1月19日から2月16日の毎週木曜日に、シルクロ・デ・ベージャス・アルテス・テネリフェ(Círculo de Bellas Artes de Tenerife) にて「日本の映画シリーズ」が開催される。
日本人映画監督として世界でも高い評価を受ける小津安二郎、黒澤明、宮崎駿の3作品、そして小津安二郎を敬愛するドイツ人監督ヴィム・ヴェンダース作品を加えた計4作品が無料上映される。

 
ene2017_ciclocinejapones_ohayouお早よう
(スペイン語タイトル:Buenos días)

2017年1月19日(木) 19:30〜

監督:小野安治郎 / 1959年 / 94分
小野安治郎の監督第50作目となるホーム・コメディ作品。
郊外の小団地、林家の子供たちはテレビが欲しいと両親にねだるが父に「つまらぬことを言うな、黙っていろ」と一喝される。そこで息子も「大人だってつまらないことばかり言ってるじゃないか。お早よう、こんにちは、良いお天気で、さようなら」と言い返す。黙っていろと言われた子供達は、要求を聞き入れてもらえるまで口をきかないというストライキを始めたことから、様々な珍騒動が発生する…。

 

 
ene2017_ciclocinejapones_tokyoga東京画
(スペイン語タイトル:Tokio-Ga)

2017年1月26日(木) 19:30〜

監督:ヴィム・ヴェンダース / 1985年 / 93分
小津安二郎に影響を受けたというヴェンダースが、鎌倉にある小津の墓を訪ねる旅に、様々な東京の情景をからめて構成された、私的なドキュメンタリーである。道が風景を切り開かない日本での旅(ロード)は、静的で、まるで映像による俳句を見ているかのようだ。挿入される“画”は、列車の車窓、パチンコ、竹の子族…、そして、小津ゆかりの人々へのインタビュー・シーン。長廻しの小津作品を支える撮影の厚田雄春や、俳優・笠智衆との対話は、散文の叙述の迫力というものをまざまざと見せつける。今となっては実に貴重な両名の記録となった。
(引用:allcinema ONLINE)

 

 
ene2017_ciclocinejapones_madadayoまあだだよ
(スペイン語タイトル:Madadayo)

2017年2月9日(木) 19:30〜

監督:黒澤明 / 1993年 / 134分
黒澤明が敬愛する随筆家・内田百閒とその門下生たちとの交流をほのぼのとしたタッチで描いたドラマ。
昭和18年の春、先生は生徒達に作家活動に専念するために学校を去ることを告げる。しかし、退職後引っ越した家にも門下生たちは遊びにやってくるようになる。ある日、先生の還暦祝宴が開かれていた最中、空襲がやってくる。やがて空襲で家を焼かれた先生と奥さんは知人の厚意で借りた三畳一間の掘建小屋で暮らすようになるが…。
(引用:allcinema ONLINE)

 

 
ene2017_ciclocinejapones_sentochihiro千と千尋の神隠し
(スペイン語タイトル:El viaje de Chihiro)

2017年2月16日(木) 19:30〜

監督:宮崎駿 / 2001年 / 124分
両親と共に引越し先の新しい家へ向かう10歳の少女、千尋。しかし彼女はこれから始まる新しい生活に大きな不安を感じていた。やがて千尋たちの乗る車はいつの間にか“不思議の町”へと迷い込んでしまう。その奇妙な町の珍しさにつられ、どんどん足を踏み入れていく両親。が、彼らは“不思議の町”の掟を破ったために豚にされてしまい……。巨匠・宮崎駿監督が前作「もののけ姫」とは対照的に、現代日本を舞台に少女の成長と友愛の物語を描く、“自分探し”の冒険ファンタジー。
(引用:allcinema ONLINE)

 

 

日本映画シリーズ

開催期間:2017年1月19日(木)〜2月16日(木) 毎週木曜日のみ19:30〜
会場:シルクロ・デ・ベージャス・アルテス・テネリフェ (Círculo de Bellas Artes de Tenerife)
住所:Calle del Castillo, 43, 38003 Santa Cruz de Tenerife
 
入場無料、座席定員に達し次第締め切り

 
画像引用:Círculo de Bellas Artes de Tenerife