スペインへの和牛の輸入、本格的に開始。
11月17日、マドリード郊外のMiele Centerにて、日本から直輸入された和牛肉の、報道及び外食産業関係者へのプレゼンテーションが行われた。
JETROマドリード事務所所長の成瀬健太郎氏が参加者への挨拶を行い、越川和彦駐スペイン特命全権日本大使ご夫妻も応援に駆けつけられた。
プレゼンテーションの司会はスペインの人気TVプレゼンテーターのペペ・リバゴルダ氏が担当し、輸入された黒毛和牛の肉について説明。これらの和牛は誕生日、性別、血統、育成された場所、屠殺された日等が管理され、10桁の個体番号によってトレースが可能。
このプレゼンのためにドイツから来られた速水料理長が、和牛の異なる部位のステーキ、和牛肉の握り寿司、牛丼等のお料理を披露。サシ(霜降り)の入った和牛の美味しさをアピールした。
高齢化の進展や人口減少に伴う日本国内マーケットの縮小を見据え、日本政府は2020年までに農林水産物・食品輸出を1兆円市場にするという目標を掲げており、その時点での牛肉の輸出総額を250億円まで伸ばすことを狙っている。
和牛を試してみたい方は、スペインでの和食食材の輸入業者 Tokyo-Ya のマドリード本店、バルセロナ支店にて、群馬県産のA5等級黒毛和種牛肉を、部位によってキロあたり100~300ユーロにて購入できる他、ウェブサイトwww.carnewagyu.esからも発注が可能。
TOKYO-YA:http://www.tokyo-ya.es
マドリード店
住所:Avda. Presidente Carmona, 9 – 28020 Madrid
TEL :915 792 311
バルセロナ店
住所:Carrer Girona, 119, 08009 Barcelona
TEL :934 393 040