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あれから20年。いや開催のなかった年が2度ある為、正確には初回から22年目を数えるマドリード盆踊り大会。

マドリードの夏の風物詩として既に定着した感のある第20回マドリード日本人会主催盆踊り大会が、7月20日にマドリード日本人学校校庭にて開催された。
20回目の今回は、マドリード日本人会の設立メンバーであり、第1回盆踊り大会の実行委員長を務められた西川宏平氏と「マドリッド音頭」を作詞作曲された伊藤誠氏が、はるばる日本より20数年ぶりに参加。現在の実行委員会のメンバーと旧交を温めた。

マドリード日本人会会長の山下洋祐氏による開会の辞によりイベントが開始され、在スペイン日本国大使佐藤悟氏によるご挨拶の後、伊藤誠氏による自作自演の歌、父娘の尺八奏者、辻本公平・好美氏による尺八演奏、マドリード日本人学校及び補習授業校生徒によるダンス、ミス・ゆかた、ミスター・ゆかたコンテストなど盛り沢山の内容。
中央に据え付けられたやぐらの下では、日本スペイン交流400周年神輿が担がれ、マドリード市内の日本料理店の出店による和食の提供、日本の縁日そのもののヨーヨー釣り、金魚すくい、福引も行われ、トランポリンでは子供達が遊ぶ。

 
クライマックスは日本人、スペイン人入り混じってのマドリード音頭の演舞。伊藤氏が作られたこの歌の歌詞そのままに、日本人、スペイン人、老若男女の違いなく、参加者みんなが音楽に合わせて笑顔で踊る姿は、この催し物が日本とスペインの交流に大きく貢献していることを証明している。
夏の日曜日夜遅くまで、名残惜しそうにマドリード音頭を踊る大勢の楽しそうな姿で、会場は華やいでいた。

 
この大会の運営は、実行委員長川端真砂子氏を中心としたマドリード日本人会理事及び会員他の130名近いボランティアによって成り立っており、1,000名以上の参加者を数えた。

 
マドリード盆踊り大会は、マドリード日本人会の主催によるイベントで、今年の第20回大会は日本スペイン交流400周年事業の一つです。

 
第20回マドリード盆踊り大会


協力:在スペイン日本国大使館、マドリッド水曜会、マドリッド日本人学校
協賛:日経企業、スペイン企業各社
主催:マドリード日本人会

 

 
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