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6月6日、日本橋三越本店屋上で開催された「世界一多数のベネンシアドールが同時にワインを注ぐ」というタイトルの世界記録挑戦イベントで、日本のベネンシアドールが世界の記録を塗り替えた。
ベネンシアドールとは、スペイン・アンダルシア州特産の白ワインであるシェリー酒を独特の長い柄杓「ベネンシア」を使ってグラスに注ぐ者のこと。

このカテゴリーにおけるこれまでの世界記録は、シェリーの産地であるスペイン・アンダルシア地方のベネンシアドールが作った、61名が同時にワインを注ぐというもの。
今回の日本での試みでは、シェリー酒の総元締めであり、今回の主催者である原産地呼称シェリー&マンサニーリャ統制委員会・シェリー委員会が日本で行った試験に参加し、ベネンシアドールとして公式に認定された72名が同時にワインを注いだ。

今回の記録は、使用された樽の数がガイドラインに満たないため、残念ながらギネスの世界記録としては認定されていないが、今回の挑戦のテーマは樽の数ではなくベネンシアドールの数であることから、原産地呼称統制委員会ではこの新記録達成を承認し、参加者一人一人に認定証を授与した。

この新記録認定の証人として、内藤武城氏(ベネンシアドール・デ・メリト、シェリー・バー“ベネンシア”オーナー)および児島速人氏(シェリー・オフィシャル。エデュケーター、WINNEL主宰)が協力し、また監視員としては耳塚史泰氏(一般社団法人日本バーテンダー協会)、成田大輔氏(スペインワイン協会)が立ち会った。

このイベントは、スペイン大使館経済商務部所長マリア・デル・コリセオ氏と公使エンリケ・アソレイ氏の臨席を得て、日本橋三越本店の全面的な協力のもとに開催された。

画像・情報提供:シェリー委員会

 
「世界一多数のベネンシアドールが同時にワインを注ぐ」世界記録更新


協力:日本橋三越本店
主催:原産地呼称シェリー&マンサニーリャ統制委員会・シェリー委員会
協賛:ゴンサレス・ビアス、ボデガス・イダルゴ・ラ・ヒターナ、ボデガス・バロン、ホセ・エステベス・ラ・ギタ

 
oct2014_venenciador_ja2関連リンク:東京にて第13回ベネンシアドール公式称号資格認定試験実施