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スペイン・バスク州ギプスコア県サン・セバスティアンで毎年開催されている、スペイン最大の国際映画祭『サン・セバスティアン国際映画祭』の第65回目が9月22日から30日の9日間にわたり開催される。チケットの発売は9月17日 (日) 9:00より開始される。
日本からは、是枝監督と福山雅治がタッグを組んだ話題の最新作『三度目の殺人』、岩井俊二原作のアニメ映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』を含む6作品が正式出品されている。
 
サン・セバスティアン国際映画祭は、ヨーロッパにおいてカンヌ、ベルリン、ヴェネチアに次いで重要な映画祭とされており、国際映画製作者連盟と国際映画批評家連盟公認のコンペティション形式の映画祭である。
映画祭に並行して映画マーケットが開催されており、業界関係者向けに企画開発や海外セールスなどの商談を行う機会ともなっている。

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【パールズ部門】出品作品
世界の映画祭で話題となった作品や、その年を代表するような作品を上映する部門。スペインではまだ発表されていない、今年のすぐれた映画が上映される。
※ コンペティション部門ではないため、観客賞のみ受賞対象となる。

 
三度目の殺人 / EL TERCER ASESINATO

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Youtube:映画ライフログサービス KINENOTE / 【映画 予告編】三度目の殺人

真実なんていらない。弁護士はそう信じていた。
それはありふれた裁判のはずだった。殺人の前科がある三隅 (役所広司) が解雇された工場の社長を殺し、火をつけた容疑で起訴された。犯行も自供し死刑はほぼ確実だった。その弁護を担当することになった、重盛 (福山雅治)。裁判をビジネスと割り切る彼は、どうにか無期懲役に持ちこむために調査を始める。
何かがおかしい。調査を進めるにつれ、重盛の中で違和感が生まれていく。三隅の供述は会うたびに変わる。動機さえも。なぜ殺したのか?本当に彼が殺したのか?得体のしれない三隅に呑みこまれているのか?
弁護に真実は必要ない。そう信じていた弁護士が、初めて心の底から真実を知りたいと願う。
やがて、三隅と被害者の娘・咲江 (広瀬すず) の接点が明らかになり、新たな事実が浮かび上がる──。
 
監督・脚本・編集:是枝裕和 / 2017年 / 125分
キャスト:福山雅治、役所広司、広瀬すず、吉田鋼太郎、斉藤由貴、満島真之介、市川実日子、橋爪功
公式サイト / Facebook / Twitter

 

 
【オフィシャル・セレクション部門】出品作品
 
ライオンは今夜死ぬ / EL LEÓN DUERME ESTA NOCHE

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フランスの名優ジャン=ピエール・レオ主演による諏訪敦彦監督8年ぶりの新作ヒューマンドラマ。日本では2018年1月より公開予定。
南フランスのラ・シオタ。かつて愛した人を訪ねるためやって来た老齢の俳優ジャンは、ある古い屋敷にたどり着く。誰も住んでいないその屋敷では近所の子どもたちが映画撮影ごっこをしており、ジャンも加わることに。撮影を進めるうちに、ジャンと元妻ジュリエットとの関係が徐々に明らかになり…。共演にはワークショップを通じて選ばれた子どもたちを起用。(映画.com) 
 
監督:諏訪敦彦 / 2017年 / フランス・日本 / 103分 
キャスト:ジャン=ピエール・レオ、ポーリン・エチエンヌ

 

 
【オフィシャル・セレクション部門 Proyecciones especiales】出品作品
 
打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか? / Fireworks, Should We See It from the Side or The Bottom?

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Youtube:東宝MOVIEチャンネル / 「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」予告3

繰り返す、夏のある一日。
花火が上がるとき、恋の奇跡が起きる──。
夏休み、とある海辺の町。花火大会を前に「打ち上げ花火は横からみたら丸いのか?平べったいのか?」で盛り上がるクラスメイト。そんななか、典道が想いを寄せるなずなは母親の再婚が決まり転校することになった。
「かけおち、しよ」なずなは典道を誘い、町から逃げ出そうとするのだが、母親に連れ戻されてしまう。
それを見ているだけで助けられなかった典道。
「もしも、あのとき俺が…」なずなを救えなかった典道は、もどかしさからなずなが海で拾った不思議な玉を投げつける。すると、いつのまにか連れ戻される前まで時間が巻き戻されていた…。何度も繰り返される一日の果てに、なずなと典道がたどり着く運命は?
 
原作:岩井俊二 / 監督:竹内宣之 総監督:新房昭之 / 2017年 / 90分 / 公式サイト / Twitter

 

 
【キュリナリーシネマ部門 -映画と美食-】出品2作品
 
ラーメンヘッズ / RAMEN HEADS

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Youtube:望月馨 / RAMEN HEADS (2017 Movie) official Trailer

愛すべきラーメンバカたちの記録
なぜ日本人はこれほどまでにラーメンが好きなのか?
ラーメン界の絶対王者の異名をとる「中華蕎麦 とみ田」の店主・富田治に、1年以上にわたり長期未着。その異様なまでの狂気に迫る。業界最高権威である講談社主催のTRY (Tokyo Ramen of the Year) 大賞を4連覇した究極のラーメンは、どのようにして作り出されているのか。そして「とみ田」の10周年記念イベントでは、「飯田商店」の飯田将太と「Japanese Soba Noodles 蔦」の大西祐貴と組んで夢のコラボを行った、3人のカリスマが火花を散らせ作り上げた限定200杯の「至高のラーメン」を求めて、客は徹夜の行列を作った。果たしてその味は…。

監督:重乃康紀 / 2017年 / 93分 / 公式サイト

 
パパのお弁当は世界一 / DAD’S LUNCH BOX

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Youtube:oricon / Twitterで8万リツイート、26万いいねの感動の実話が映画化!『パパのお弁当は世界一』予告編

Twitterで35万人が涙した。
父と娘とお弁当。
普通の親子の心温まる感動の実話。
高校3年間、娘のためにお弁当を毎日作り続けた父親とそのお弁当を毎日食べた娘。
高校最後のお弁当には父親からの「高校に入って初めてのお弁当」の写真と手書きの手紙が添えられていた。
父親と娘とお弁当。Twitterで8万人がリツイート、26万人がいいねをした感動の実話の映画化。
 
監督:フカツマサカズ 主演:渡辺俊美 / 武田玲奈 / 2017年 / 76分 / 公式サイト / Twitter

 

 
【ZABALTEGI – TABAKALERA】出品作品
 
泳ぎすぎた夜 / La Nuit Où J’ai Nagé (The Night I Swam)

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Youtube:Oyogisugita Yoru / 映画『泳ぎすぎた夜』特報

雪で覆われた青森の山々。毎晩、魚屋の父は街の市場に出かけてゆく。父の出がけに目を覚ました6歳の息子は、そのあと眠ることが出来ない。皆が寝静まる家の中、少年は絵を描き、それをランドセルにしまう。翌朝、彼は眠い目をこすりながら学校へと登校するのだが、いつしか道をそれて、雪の中をよろめきながら街を目指す。少年の小さな冒険が始まる。
 
監督:五十嵐耕平 & ダミアン・マニヴェル / 日本・フランス合作 / Facebook / Twitter

 

第65回 サン・セバスティアン国際映画祭
 
開催日時:2017年9月22日(金)〜30日(土)
開催地:スペイン・バスク州ギプスコア県サン・セバスティアン
地図:映画館、フェスティバル会場、レストラン、ホテルなど
 
チケットの購入:スペイン語 / 英語
 
公式サイト (スペイン語) / 公式サイト (英語) / Facebook / Twitter / Instagram / Youtube

 
情報元:第65回 サン・セバスティアン国際映画祭 公式サイト