国際パエリアコンクールで、札幌のバル・エスパーニャが入賞
9月13日、バレンシア県のスエカで第55回国際パエリアコンクールが開催され、日本から参加した札幌のバル・エスパーニャが入賞を果たした。
今回の国際コンクールでは、5月16日に東京の豊洲公園にて18軒の日本のスペイン料理店が参加して開催された日本予選から勝ち上がった札幌のバル・エスパーニャ(札幌)、エル・チャテオ(東京・銀座)、びいどろ(東京・銀座)の3チームが日本から参加。世界から集まった強豪35チームが集まって世界最高のパエリヤを決めるこの大会に挑んだ。
この大会では、バレンシア風パエリアの伝統的なレシピに沿って各チームが15皿分のパエリアを料理する。使用する材料はスエカ産の米、オリーブオイル、カタツムリ、ライ豆、タベーラ白豆、インゲン豆、トマト、ニンニク、サフラン、パプリカ、地鶏、兎、塩とスエカの水、とこれだけに限られており、全チーム同じ材料を使い、薪の火だけを使用して、昔ながらのバレンシア風パエリアをいかに美味しく作るかを競う。
日本人も参加して厳正に行われた審査の結果、日本予選で2年連続1位を獲得し、昨年に続いて本大会に参加した札幌のバル・エスパーニャが今回見事入賞の栄誉を獲得し、世界で最も美味しいパエリアの一つである事を証明した。
第55回 国際パエリアコンクール 結果
1位・世界最高のパエリア:Restaurante L’Albufera(スペイン、マドリード)
2位:Restaurante Picanterra(スペイン、クリェラ)
3位:Restaurante Dixtinto(スペイン、ハエン)
スペイン国外のレストランによる最高のパエリア賞:Restaurante Picasso(ドイツ、ハンブルグ)
バレンシア州最高のパエリア賞: Restaurante Altamira(スペイン、バレンシア)
入賞
Restaurant Barbados(スペイン、バレンシア)
Casa Paella(オーストラリア)
バル・エスパーニャ(日本、札幌)
Eurest(スペイン、マドリード)
La Paella Ibérica(フランス、Villefranche-sur-Cher)
今回日本から参加したバル・エスパーニャが入賞したことで、来年度は日本からの参加枠が1チーム増え4チームになる可能性もあるとのことで、来年度は是非日本のチームから世界最高のパエリヤが出るよう期待したい。
国際パエリアコンクール
オフィシャルサイト:http://concursodepaella.com/
Facebook:https://www.facebook.com/concursointernacionaldepaellavalencianadesueca
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