【終了】第20回バルセロナ「サロン・デ・マンガ」 10月30日より11月2日まで開催。
10月30日(木)より11月2日(日)まで、第20回バルセロナ「サロン・デ・マンガ」が、バルセロナ市内フィラ・バルセロナ展示会会場にて開催される。
バルセロナのサロン・デ・マンガは、マンガ・コミック関連ではスペイン最大、ヨーロッパでも有数のイベント。今年度の展示スペースは、昨年度の35,000㎡から50,000㎡に拡大され、Palacios 1と2、Plaça Universの三つが会場として使用される。
昨年度はスポーツマンガがメインテーマとなっていたが、今年度注目すべきポイントの一つは「ポケットモンスター」関連で750㎡に及ぶ各種の展示、プロジェクション他が予定されていること。
11月に発売予定のニンテンドー3DS向けロールプレイングゲーム「ポケットモンスター・オメガルビー」や「ポケットモンスター・アルファサファイア」を先取りして試すことが出来る他、ゲームクリエイターの増田順一氏や大森滋氏の話を聞く事が出来る。
またフランス・パリの「ポケモンセンター」による特別展示も行われる予定。
今年度のゲストとして、『SLAM DUNK』、『バガボンド』等の作者として有名なマンガ家井上雄彦氏や、『DEATH NOTE』、『バクマン』の作者である小畑健氏、『アイアムアヒーロー』の花沢健吾氏、そして ESJAPON.comにても先般インタビューを行った『アイ・キル・ジャイアンツ』、『ヘンシン』の作者である若手マンガ家ケン・ニイムラ氏が参加予定。これらのゲストはサイン会を含むさまざまな活動に参加する。
ケン・ニイムラ氏インタビュー記事
また会場では「エル・エスピリトゥ・デ・ハポン(日本の魂)」と名付けられたコーナーにて将棋の講習が行われる他、Escuela Ikebana Bonsai (生花盆栽スクール)の石松玲子氏の手による生花の展示、Wa Rei Ryu協会による、日本の神話に出てくる河童や妖怪のお面の展示などを楽しむことが出来る他、さまざまなコンサートや、コスプレ、ダンス、カラオケのコンテスト、ソフトコンバットのゲームも開催される。さらに日本文化の一環として、4日間の会期中を通じて、さまざまな日本料理に関する講演や和食の調理のデモも行われる。
サロン・デ・マンガでは例年通りWCS Incとともに、世界コスプレサミットのスペイン予選決勝を開催する予定で、ここで優勝したカップルは、2015年夏に名古屋で開催される世界決勝大会への参加資格を得ることができる。
在バルセロナ日本総領事館総領事 牧内博幸氏は、サロン開催前の記者会見にて、サロン・デ・マンガは、スペインで行われる日本文化に関する活動の柱となっていると賛辞を送り、その挨拶の中で、特に今回のサロンで開催されるサグラダ・ファミリア聖堂主任彫刻家の外尾悦郎氏と、マンガ家井上雄彦氏の「マンガを通じたガウディと日本の哲学」をテーマにした対談に触れた。
同サロンの統括責任者であり、20年前に第1回のサロンの統括も行ったカルレス・サンタマリア氏は、同大会の大いなる発展に触れ、初回のサロンを訪れた人々が、今はその子供たちの手を引いて引き続きサロンに参加してくれていると、満足げに語った。
今回もまた、バルセロナのサロン・デ・マンガは、マンガ、コミック、アニメと、日本文化の好きな人々にとって、十分満足のいく素晴らしいイベントとなるだろう。
開催日程:10月30日(木)〜11月2日(日)まで4日間開催
開催時間:10月30日(木)9:00〜20:00
10月31日(金)9:00〜21:00
11月 1日(土)9:00〜21:00
11月 2日(日)9:00〜20:00
会場:Fira Barcelona Montjuïc
Palacios 1 と 2、Plaça Univers
住所:Avda. Reina Maria Cristina s/n 08004 Barcelona
開催期間中、午前9時より会場窓口にて当日の入場券を販売予定。
前売りにて入場券が売り切れた場合は、FICOMIC公式ウェブ、ソーシャルネットワークサービス、その他報道機関を通じて、入場券売り切れのお知らせを行う予定。
FICOMIC公式ウェブを通じてオンライン事前登録の上で、10月31日(金)に日本のマンガ、アニメ、ビデオゲームのキャラクターに扮した全身コスプレ衣装で来場する方は、無料で入場が可能。(このコスプレによる無料入場者数には限りあり。)
更に詳細な情報は第20回バルセロナ「サロン・デ・マンガ」の下記公式サイトをご参照ください。
公式サイト:www.ficomic.com
Facebook:https://www.facebook.com/pages/Ficomic/327447315516