[ルーゴ] ピアノデュオコンサート『サンティアゴ巡礼道と四国遍路 Encrucilladas (クロスロード)』

 
今年2021年はサンティアゴ巡礼の聖年であることから、共にユネスコの「道の世界遺産」に登録されているサンティアゴ巡礼道と四国遍路の姉妹道協力協定を祝う2台のピアノによるコンサート『ENCRUCILLADAS (クロスロード)』が、サンティアゴ・デ・コンポステーラを拠点に活動する現代音楽アンサンブル、ベルティシェ・ソノラ・アンサンブル (Ensemble Vertixe Sonora) により、ガリシア州のルーゴ音楽院で2月28日(日)に開催される。
　
2つの道が交差することをイメージしたこのコンサートでは、香川県出身のピアニストの武部はる奈と、ガリシア出身のピアニストのダビド・ドゥラン・アルーフェが2台のピアノで奏でる音も交差する。演奏される4曲は、細川俊夫と三浦則子の2人の日本人作曲家、そしてホセ・マリア・サンチェス–ベルドゥ、ハコボ・ガスパールの2人のスペイン人作曲家による楽曲。ハコボ・ガスパールの「納響帳/リスニングブックII」は世界初演となる。
　
コンサートの模様は、ベルティシェ・ソノラ・アンサンブルYouTube公式チャンネルでもストリーミングでライブ配信されるため、世界中からコンサートを楽しむことができる。

 
演奏プログラム

• Yoru no Kuni (1981年) ：細川俊夫作曲
• Arquitecturas en blanco y negro (2009年)：ホセ・マリア・サンチェス-ベルデゥ作曲
• Zwei Augen (2014/17年)：三浦則子作曲
• 納響帳/リスニングブックII (2020年) *世界初演：ハコボ・ガスパール作曲